『NEW DOORS』展示及びパフォーマンスイベントのお知らせ

『NEW DOORS』展示及びパフォーマンスイベントのお知らせです。

|概 要|
名古屋の矢場町に位置するオルタナティブスペースspazio ritaにて、アトリエ・ブルート初の展覧会を開催いたします。
アトリエ・ブルートは主に障がいのある方々のアート活動を発信しております。今回の出展作家には奥野誠也、小川真広、内田真由の3名。それぞれの作品が空間を彩ります。
また、3月25日土曜には、障がいの有無を飛び越え表現者が集まり、パフォーマンスイベントが開催されます。紙芝居ライブや舞台公演など様々な表現活動をするマーガレット一家より「りさちゃん」の紙芝居、まあるい体のYASUを中心としたYASUとユニコーンズによるダンス、そしてアトリエ・ブルートの作品によって作られた映像が会場内で投影される中、ギタリスト臼井康浩とダンサー鈴村由紀のパフォーマンス。アール・ブリュットに興味がある方も、初めてご覧になる方も、ぜひともご来場ください。

|日 時|
◆作品展示
2023年3月20日(月)〜3月26日(日)
14:00〜20:00
◆パフォーマンスイベント
2023年3月25日(土)
14:00〜YASUとユニコーンズ
14:30 りさちゃん
15:30 臼井康浩・鈴村由紀
〜16:00

|会 場|
spazio rita
460-0008 愛知県名古屋市中区栄5丁目26-39 GS栄ビル B-1
052-265-7176

|入場料|
◆作品展示
無料(展示会のみの入場は無料ですが、1ドリンクの注文をお願いします)
◆パフォーマンスイベント
2,000円(1ドリンク込)

|内 容|
◆展示コンセプト
New Doors
 新しい出来事、新しい体験は時として恐ろしい。特に障がい者にとって新しいことへの恐怖は大きなことが多い。彼らのアート作品(と言うべきかわからないが)は、その恐怖とのせめぎ合いから生まれてくることもある。些細に見える挑戦も、彼らには計り知れない出来事のようだ。しかしふと思えば、新しい世界への不安や恐怖、それは障がいの有無とは関係ない。それと同時に、変わり続ける毎日は不安だらけだが、不安だけじゃないことを私たちは知っている。彼らが新しい扉を開きながら作り出した作品群、ぜひ目撃ください。そこに込められた色々な感情まで感じ取っていただけたら幸いです。

◆出展者、出演者紹介
・奥野誠也___
 1998年生まれ。細部にまで描き上げられる人物、風景、動物、そして童話の世界。いびつな形になった絵は、様々な色に溢れ、可愛らしさだけでなく、荘厳ささえ感じさせることがある。絵を描くことが本当に好きな彼は、1日中描き続けている。彼の愛らしいキャラクターとも相まって、ファンは後を絶たない。

・小川真広___
 1992年生まれ。文字を何度も書き重ねる作品を多く制作。また、ペンで対象物を塗り潰す作品も制作している。特定の行動を繰り返すことによって生まれる作品群、これらの作品は時に威圧感さえ感じさせる。

・内田真由___
 1995年生まれ。音楽が好きな彼女。そんな彼女の作品は、小さく千切り、転がした粘土を積み上げられて作られる。絵画作品は、絵の具やパステルなどで画面を叩くように描いたり、縦や横に線を引いたりして作られる。彼女の作品からは、彼女の好きな触感やリズムを感じとれるようだ。

・りさちゃん___
本名・中川理紗。映画・舞台など役者としてのスキルをもち、北島三郎やTRFのステージではバックダンサーとして活躍する経験を持つ。
また、タップダンスやヒップホップダンス、バトントワリングなど、多彩な彼女はパフォーマーとしても舞台に立ち、子どもから大人まで幅広く楽しんでいただいている。
2019年「ニッポン全国街頭紙芝居大会inぬまづ」大賞受賞(りさちゃん with T)
そして今年度、2022年「ニッポン全国街頭紙芝居大会inぬまづ」大賞受賞。

・YASUとユニコーンズ___
コロンとまあるいカラダ・顔・瞳のダンサーYASU。でもかわいらしいだけじゃない、柔らかにくねる腰が超セクシー!後ろのユニコーンズはどんなにがんばったってYASUの引き立て役よ。

・鈴村由紀___
安室奈美恵の黒人バックダンサーに憧れストリートダンスをはじめる。いくつかのクラブダンスイベントでチームダンスを踊る。一度ダンスを辞め、オーストラリアへ一年間ワーキングホリデー留学の後、アジアをふらつき日本へ帰国。ストリートダンスの動きを使った作品の創作を始める。その後、より自由な表現を求めてイギリス在住のダンサー、振付家・阿部あか音や小林美保にコンテンポラリーダンスを学ぶ。阿部あか音作品にしばしば出演。また同時期にダンス格闘技カポエイラを始める。2008年カポエイラの勉強の為ブラジルへ。帰国後、夜久ゆかりが主宰するwater dropsの公演に出演する一方で、自身の表現を求めて愛知県文化情報センター主催「アーツチャレンジ2009」にエントリー、選考委員特別推薦を受け「next to the_。」を発表。以後、即興ミュージシャンとのコラボレーションやソロ作品を作る等活躍の幅を拡げる。2012年より七ツ寺共同スタジオの勧めに応じ、YKOダンスカンパニーを結成、同劇場を拠点に作品の上演のみならずワークショップ、アウトリーチなど多彩な活動を展開する。

・臼井康浩___
ギタリスト、作曲家、プロデューサー
1969年2月2日和歌山市生まれ
名古屋在住で国内外で即興演奏を中心に越ジャンルで活動するギタリスト。即興を音楽の源点と捉えて、舞踏、書家、詩人、画家 らとの異ジャンルコラボを積極的に行っている。エリオット・シャープとの国内ツアー、2015年 ソウルOneMonth Festival、2016年3月フランスツアー、2017年、2018年カリフォルニアに招聘を受け3ケ月滞在、2019年、Ryoechestraでドイツ、フランスツアーなど海外公演も多い。近年はロックバンド タートルアイランドにも参加。
http://www.usui-yasuhiro.com

|主 催|
認定NPO法人 ポパイ
〒462-0842 名古屋市北区志賀南通2-51
052-508-9034
公式サイト
https://mo-ya-co.info/

|協 力|
NPO法人 愛知アート・コレクティブ